河本力(神奈川・日体大1年)が、3回目の出場で首位に2打差4位と好発進した。

 アウトは6番パー5で8メートルに2オンしてバーディーが先行。13番4メートル、14番4・5メートルを入れて一時3アンダーとしたが、16番パー3で前の組がつかえていて10分ほど待った。「それで集中力をなくしたのが子供だったなあと」と、シャンクして右に大きく外れてダブルボギーをたたいた。それでも、最終18番パー5で第1打を深いラフに入れて出すだけだったが、3打目で3・5メートルにつけ、バーディーフィニッシュして明日につなげた。

 第1ラウンドではこれまで、高2の2016年は79で112位、高3の昨年も78で93位と出遅れていた。昨年からこのカテゴリーの年齢制限が17歳から18歳に引き上げられたことで、3回目のチャンスが巡ってきた。

 「だんだん良くなっていく(最終16年50位、昨年6位=シード権獲得)から、今回はいいスタートを切れた」と手ごたえを感じ「今年で最後の出場なので、優勝を狙いたい。優勝できる実力は自分にあると思っています」と、第2ラウンド以降に自信を見せていた。