花田華梨(栃木・宝木中3年)と森愉生(ゆい、岡山・倉敷西中2年)に、優勝が見えてきた。

 花田は15番パー5で6メートルのイーグルを決めるなど、2アンダー70で回り、通算5アンダー139にスコアを伸ばして首位タイに浮上した。「(インスタートの)前半は4つスコアを伸ばせていい感じだったんですけど、後半はショット、パットがだめだめで耐えきれなかった」と振り返った。最終日は初優勝が射程内にきた。「3日間大会だと割と最終日がいいし、世界ジュニアでもそうだった。明日は4アンダー以上を出したい」と意気込んだ。

 森はインスタートの13番で4メートルを沈めてから3連続バーディーとこちらも前半は快調。後半になって「ボギーをたたかないように意識したけどだめだった」と1バーディー、2ボギーだったが、2つスコアを伸ばして通算4アンダーで1打差4位と逆転圏につけた。

 昨年は11-12歳の部で優勝を果たして、カテゴリーが変わっての連覇がかかる。練習ラウンドでは9アンダーもマーク。「パッティングの距離感が合っているのであとはラインの読み」と、最終日に爆発したいところだ。