女子ゴルフの国内ツアー、サマンサタバサ・レディースが今日13日、茨城・イーグルポイント(6588ヤード、パー72)で開幕する。

 大会前日の12日に行われたプロアマ戦に出場した比嘉真美子(24=TOYO TIRES)は、厚さ対策に優勝争いのポイントに挙げた。この日も30度を超すコースコンディションで、前週に北海道・函館で行われたニッポンハム・レディースとの気温差は15度以上。

 「先週と気温差が結構あるので、体調管理に気をつけたい。危ないぐらいなので、厚さに負けないようにできればパフォーマンス上がってくる」という。

 暑さ対策に、今回はキャディバッグに梅干しを用意。他にも日傘や氷嚢(ひょうのう)を用意するという。婚約中の大相撲の幕内・勢が前日の取組で横綱鶴竜を破り金星を挙げたことには「刺激というより、初日が出てうれしいのと安心しました」と笑顔で話した。勢とは毎日電話で連絡を取り「体調に気を付けて」と言われているという。

 賞金ランク4位に付け、今大会は鈴木愛を始め上位3人が欠場。一気に差を詰めるチャンスに「あまり考えながらプレーしていないが、体調を普通の状態に保っていければ」と控えめに話していた。