男子ゴルフの国内メジャー大会となる日本プロ選手権が19年大会から7月に開催されることが決まった。

 24日に都内で開かれた日本プロゴルフ協会(PGA)理事会後、倉本昌弘会長が発表した。PGA主催大会として5月に開催されてきたが、メジャー大会となる全米プロ選手権(例年8月開催)も19年大会から5月に開催を変更。来年は5月16日開幕(米ニューヨーク州ベスページ・ブラックコース)となり、日本プロ選手権開催週と重なっていた。

 19年大会は7月4~7日、鹿児島・指宿市のいぶすきGC開聞Cで開催される。倉本会長は「(全米プロは)メジャーという大きな大会で日本の数選手も出場する。同じ週に日本のメジャーを開催するのは良くないだろうとのことで、7月に移動することになりました」と経緯を説明。19年大会以降も毎年7月に日本プロ選手権を開催することで固定化する方針だ。

 また西日本豪雨の影響で、日本シニアツアーとなる今年の広島シニア(8月23~24日、広島CC西条C)の開催を中止することも決めた。なお理事会では復興支援のため200万円の義援金を寄付することも決定。寄付先は今後選定するという。