26位から出た松山英樹は5バーディー、2ボギーの68で回り、通算9アンダーの275で15位だった。スコアを1つ落として折り返したが、後半だけで4バーディーを奪った。76位だったポイントランクは第3戦進出圏内となる58位に上がった。

単独首位から出たブライソン・デシャンボー(米国)が2つ伸ばし、通算18アンダーで逃げ切って今季2勝目、ツアー通算3勝目を挙げた。レギュラーシーズン優勝の4倍となる2000ポイントを獲得してポイントランク9位から一気にトップに立った。

4打差2位にトニー・フィナウ(米国)、さらに1打差でビリー・ホーシェル(米国)とキャメロン・スミス(オーストラリア)が続いた。ライアン・パーマー、アーロン・ワイズ(ともに米国)、アダム・スコット(オーストラリア)が通算12アンダーの5位。今季メジャー2勝のブルックス・ケプカ(米国)、昨季総合王者のジャスティン・トーマス(米国)は通算11アンダーの8位だった。

世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米国)は通算10アンダーの11位となり、ポイントランクは2位に後退。フィル・ミケルソン(米国)は通算9アンダーで松山らと並ぶ15位。ジェーソン・デー(オーストラリア)が通算8アンダーの20位。ジョーダン・スピース(米国)は通算7アンダーの25位だった。

5年ぶりのプレーオフ出場となるタイガー・ウッズ(米国)は2バーディー、1ボギーの70で回り、通算4アンダーの40位だった。

◆米ツアープレーオフ レギュラーシーズンのポイントランク上位125人が第1戦に進出し、第2戦以降は100人、70人、30人と出場選手が絞られていく。加算ポイントはレギュラーシーズンの4倍で、第3戦を終えた時点でいったんリセット。最終戦前のポイントランクに応じて1位2000ポイント、2位1800ポイント…とあらためてポイントが付与されるため、数字上は30位からの大逆転も可能。総合王者には1000万ドル(約11億円)のビッグボーナスがある。