2位スタートの池田勇太(32=フリー)が、後半の猛チャージで単独首位に立った。出だしの1番で第2打をピン1メートル弱にピタリとつけてバーディー。後半の12番から4連続バーディーで、通算12アンダー、201で首位に浮上した。池田は「12番のバーディーがきっかけになった感じ。11番で1メートルのバーディーパットを外して、もう無理、流れが悪い、と思ったら12番でたまたまチャンスがきた。そのバーディーを待っていた」と振り返った。この日最終組で回った岩田寛が9番でホールインワンを達成。稲森佑貴は6番でイーグルと他の2人がビッグプレーを出していく中「良く入るなあって。オレの運が全部2人にいって、おれに△(ボギー)が来たりするのかなと考えていた」と、前半はじっと我慢のゴルフを続けて、後半の爆発につなげた。昨年10月の日本オープン以来の通算20勝目に王手をかけ「明日はそういうこと考えずに、目の前のこの試合のことを考えてプレーできれば」と話していた。