プロ1年目のビジュアル系、松田鈴英(20=ニトリ)が、8バーディー、1ボギーの65で回り、通算11アンダーの133で首位に浮上した。新人ながら今季トップ10入り6度の実力者が、初の首位での最終日最終組で初勝利を目指す。

松田が悲願の初Vへ王手をかけた。優勝に最も近づいた先月のマスターズGCレディースでは、優勝したアン・ソンジュに1打差に迫りながら後半崩れ号泣。初の首位での最終日最終組に「マスターズで(優勝争いを)1回経験しているから大丈夫。先を考えずに、1ホール1ホールできることをやれば」と苦い経験を生かしプロ1年目でのツアー初勝利をつかみ取る。