オーストラリアツアーとの共催で行われ、4位から出た野村敏京(26=Qセルズ)が、通算5アンダー284で5位と2季ぶりの優勝を逃した。

前半を1ボギーでしのぎ迎えた後半。13番をボギーとすると14番でバーディーを奪ったものの、続く15番でも再びボギーで後退し、結局、1バーディー、3ボギーの74で前日からスコアを2つ落とし、頂点に届かなかった。それでも、腰痛の影響で休養が長引き、今大会が約半年ぶりの実戦だったにもかかわらず、4日間、上位でプレーをし続けたように復調は十分、印象づけた。

史上3人目の女子高生プロ、山口すず夏(18)は、通算1アンダー288で22位でプロ初戦を終えた。上位進出はならなかったが、女子高生プロの先輩、宮里藍(48位)、畑岡奈紗(予選落ち)のプロデビュー戦成績を上回った。

上原彩子(34)は通算3アンダー286で11位だった。セリーヌ・ビュティエ(フランス)が通算8アンダー281で優勝した。