国内女子ゴルフツアー開幕戦となるダイキン・オーキッド・レディース(3月7~10日、沖縄・琉球GC)に備え、地元出身で通算9勝の諸見里しのぶ(32=ダイキン工業)が23日、沖縄入りした。

同日に那覇空港で開かれた花束贈呈セレモニーに出席し「(ホステスプロとして)まず予選通過することが大事だと思うので。そこからどんどん上位に行くことができればいいなといます。昨年もそうでしたが、私が上位に行くたびにみなさんの声援が大きな力になったので、その声援をいっぱいもらえるように頑張っていきたい」と意欲を口にした。

昨年は3位フィニッシュと好スタートを切った。アマチュアだった13歳で初参加したことを契機にプロゴルファーを志したこともあり「今の私がいるのはダイキン・オーキッドのおかげですし、この場所でどうやって輝くか、たくさん応援してもらえるかが今後の自分のためにもなってくるので、1打1打を大事に戦っていきたい試合です」と強調した。

オフの1月には走り込み、柔軟性をアップさせるトレーニングで肉体強化とコンディションの向上を図ってきた。今月は3週間、暖かいタイで技術を磨く強化合宿に取り組んできたという諸見里は「自分を信じて精いっぱいやっていきたい」と気合を入れ直していた。