28位から出た松山英樹(26=LEXUS)は、5バーディー、1ボギーの67で回り、通算4アンダー209とスコアを伸ばし、16位まで順位を上げた。

前日までとは打って変わってパットが決まった。前半の2番で第2打を60センチにつけてバーディーを奪い、8番でも残り201ヤードを7番アイアンで1・8メートルにつけ、バーディーパットを確実に沈めた。後半に入っても、11番、13番で連続バーディー。14番こそ、バンカーから寄せ切れずボギーとしたが、15番でバーディーを奪い返し、スコアを伸ばした。「組全体の流れが良かったので、自分も自然と伸びたんじゃないかな」と振り返った。

首位と12打差で最終日に挑む。「トップ10が狙える位置。ビッグスコアを出せればチャンスがあるかもしれないので頑張りたい」と気持ちを高めた。

今平周吾(26=フリー)は、2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73とスコアを落とし、通算イーブンパーで37位に後退した。小平智(29=Admiral)は、通算10オーバーで66位。タイガー・ウッズは(米国)は、通算6アンダーの9位。ダスティン・ジョンソン(米国)が、通算16アンダーで首位を守った。