日本ゴルフツアー機構(JGTO)とメルセデス・ベンツ日本は15日、都内で共同記者会見を開き、オフィシャルパートナー契約を締結したと発表した。

今季から男子の年間表彰の対象でも「トータルポイントランキング」に「メルセデス・ベンツ」の冠を設定。最優秀選手には、メルセデス・ベンツSクラスと賞金100万円が贈呈される。

同ランキングは、99年から実施されているもので、賞金ランキングとは別に、ツアー部門別データの平均ストローク、平均パット数など9部門のランキングをポイント化したもので、選手、関係者が参考にするだけでなく、ゴルフファンにも年間を通して話題を提供していく役割を担っている。

会見に出席したJGTOの青木功会長は「選手の個性などが分かり、ゴルフがより楽しくなると思う。選手のモチベーションにもなるし、男子ゴルフの活性化をもたらしてくれると信じている」と喜んだ。

メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎会長も「ゴルフをサポートすることでスポーツ界に貢献できれば。今後もファンと選手に喜ばれるよう協議していきたい」と話した。

選手で出席した昨年の賞金王、今平周吾(26)は、今季の目標に定めた。「昨年は賞金王を取らせてもらったが、トータルポイントは7位だった。(2つを狙う)そうですね」と力を込めた。