首位から出たルーキーの渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、4バーディー、3ボギーの71で回り、通算12アンダー、276でツアー初とメジャー初のダブル優勝を達成した。

岡山市水道局に勤務する渋野の父、悟さん(51)は「パターが良くなった分、余裕ができたんでしょう。去年は下部ツアーで優勝がなかったから、どこかのタイミングで優勝に絡めればと思っていました」と感無量の表情だった。筑波大の陸上部で青春時代をすごしたつくばの地で、娘が優勝したことに「因縁めいたものを感じます。今日も、大学の後輩が応援に来てくれた」と喜んでいた。