4週連続のツアー出場だった畑岡奈紗(20=森ビル)は45位フィニッシュとなった。通算10アンダーの39位で出て、6バーディー、3ボギーの69で通算13アンダー。70で回った上原彩子も通算13アンダーの45位だった。63の好スコアをマークしたフォン・シャンシャン(中国)が通算29アンダーで通算10勝目を飾った。

畑岡は前半2番で3・5メートルのパットを決めてバーディー先行。5、7番でもバーディーを決めたものの、8、9番で連続ボギーをたたいて失速。後半に入ると12番にチップインバーディーをマークし、15番には2メートルのバーディーパットを決めた。しかし、17番パー3は第1打をグリーン左にこぼしてボギーをたたいてしまった。

スコアを伸ばしきれなかった畑岡は「ショットの感覚が、だいぶ良くなってきましたけれど、それでもしてはいけないミスをしてしまい、もったいないボギーがありました」と口にした。

次週はオープンウイークとして調整に入る。今月25~28日にはメジャーのエビアン選手権(仏エビアン・リゾートGC)も控えており、畑岡は「久しぶりの4週連続出場で多少疲れが出て、決勝ラウンドは集中し切れていない部分もあったのかなあと。来週はオフなのでメジャーに向けて調整できたらいい」と気持ちを切り替えていた。