男子ゴルフのツアー外競技「ひかりTV 4K・FUNAIダブルスゴルフ選手権」が10日、千葉・平川CC(6892ヤード、パー72)で行われた。先週の日本プロゴルフ選手権でメジャー初制覇を果たした石川遼(27=CASIO)は、星野陸也(フリー)と組んで3位に入った。

世界ランキングも300位から183位まで上がり、20年東京オリンピック(五輪)代表も見えてきた。それでも「今やっているゴルフを続けていくしかない」と冷静に受け止める。周囲も五輪出場へ背中を押す。前日のプロアマ戦で日本代表の丸山茂樹ヘッドコーチから「あと4つ勝てばチャンスがある」と告げられると「一緒に(五輪に)行きたいです」と応えたという。丸山は「試合への執念、集中力が違う。遼くんが出れば盛り上がる」と待望する。

次戦は8月の長嶋茂雄招待セガサミーカップ(北海道ザ・ノースカントリーGC)。それまでの約1カ月、19日開幕の北陸オープンに出場するなどして準備を整える。「合うコースに行けばまたチャンスがあるのかな」と力を込めた。

池村寛世、浅地洋佑組が14アンダーで優勝した。