AIG全英女子オープンで日本勢42年ぶりのメジャー制覇を達成した渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、国内凱旋(がいせん)試合を2アンダーで回った。

4バーディー、2ボギーの70。12番パー5では、56度のウエッジで打った残り50ヤードの第3打がピンを直撃。その反動でカップが壊れ、一時、LPGA担当者が修復する場面があった。ピンから跳ね返った約6メートルを沈め、そのホールをバーディーとした。

それでイーブンに戻すと、16番パー4でも約4メートルのバーディーパットを沈めた。さらに最終18番パー5では、大勢のギャラリーが見守る中で、バックスピンをかけた第3打がピン側2メートルへ。それを沈めて、バーディーでフィニッシュ。2アンダーで、上位争いに加わった。