AIG全英女子オープンで日本勢42年ぶりのメジャー制覇を達成した渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、大観衆が見守る最終18番を2連続バーディー締めで大会を終えた。

通算4アンダーの13位。

87年岡本綾子以来、日本女子では史上2人目となる日米2週連続優勝をかけ、首位と5打差9位からスタート。前半は苦戦した。

4番パー4で第2打をグリーン右の崖下に落とし、第3打も届かず。4オンさせた後、約1・5メートルのボギーパットまで外し痛恨のダブルボギーで優勝争いから大きく後退した。

続く5番パー4で左奥2メートルのバーディーパットを沈め、通算3アンダーに戻した。しかし、7番パー3でもボギー。8番パー4のチップインバーディーで粘った。

それでも、本調子とは程遠く、9番パー5では第2打を林に打ち込み、第3打を木に当て、第4打はグリーン手前のラフからショート。5オン1パットのボギーとした。

前半は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの38で通算2アンダー。

後半は3バーディー、1ボギー。優勝争いから脱落した最終18番パー5では、約5メートルのバーディーパットを沈め、72でホールアウト。通算4アンダーの13位でトップ10入りは逃したものの、日本中から注目を浴びた大会を終えた。最後は、いつものように最高の笑顔だった。