一躍国民的ヒロインになった渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、今季ツアー3勝目を懸けて午前8時半から最終組で最終ラウンド(R)に臨む。

前日の第2R終了時点で首位浜田茉優と1打差2位の通算9アンダー。国内で23ラウンド連続オーバーパーなしという抜群の安定感が光っている。最終組は同10アンダーの浜田、同9アンダーの原英莉花と3人で回る。

渋野は5月に国内メジャー初戦ワールド・サロンパス・カップでツアー初優勝し、7月に資生堂アネッサ・レディースで2勝目。その勢いで全英女子で海外初試合ながら優勝。樋口久子以来、日本勢では男女通じて42年ぶり2人目のメジャー優勝を遂げて一躍ヒロインとなった。今回は凱旋(がいせん)2試合目だった。