首位から出た松山英樹(27=LEXUS)は、2バーディー、3ボギーの73で回り、通算11アンダー、205で9位に後退した。

前日はパットがさえてコースレコードの63をたたき出したものの、勝負の第3ラウンドは一転、苦しい展開だった。前半こそ1つスコアを伸ばしたものの、後半に入ってもショット、パットともに安定せず、10、15番をボギーとして、首位に10打離された。「すべてがうまくいかなかった。10番でボギーを打ってしまって流れを悪くしてしまった。首位には離されたけど伸ばせれば2位には入れる」と話した。

大会前、年間総合ポイントランキングで33位だった松山は、プレーオフ最終戦のツアー選手権に出場するには同ランキングで上位30人に入らなければならない。

ジャスティン・トーマス(米国)が、松山のコースレコード63を更新する61と大爆発し、通算21アンダーで首位に立った。68で回ったトニー・フィナウ(米国)が、通算15アンダーで2位につけている。タイガー・ウッズ(米国)は、通算7アンダーで31位。