渋野日向子(20=RSK山陽放送)の今季ツアー3勝目は厳しくなった。首位と2打差4位から出て逆転優勝を狙ったが、3バーディー、2ボギーの71で回り、通算7アンダーでホールアウトした。ホールアウト時点で首位と3打差5位。ツアー初優勝となった5月の国内メジャー初戦ワールド・サロンパス・カップ、7月の資生堂アネッサ・レディースに続くツアー3勝目の可能性は低くなった。

渋野は8月の全英女子では海外初試合ながら優勝し、樋口久子以来、日本勢では男女通じて42年ぶり2人目のメジャー優勝を遂げて一躍ヒロインとなった。凱旋(がいせん)帰国し、北海道meijiカップは13位、NEC軽井沢72では最終ホールで優勝のチャンスを逃して3位に終わっていた。