渋野日向子(20=RSK山陽放送)の今季ツアー3勝目はならなかった。首位と2打差4位から出て逆転優勝を狙ったが、3バーディー、2ボギーの71で通算7アンダーの5位に終わった。それでも28ラウンド連続オーバーパーなしとし、13年のアン・ソンジュ(韓国)のツアー記録に並んだ。

優勝は鈴木愛(25=セールスフォース)で今季4勝目。

渋野はツアー初優勝となった5月の国内メジャー初戦ワールド・サロンパス・カップ、7月の資生堂アネッサ・レディースに続くツアー3勝目はならなかった。8月の全英女子では海外初試合ながら優勝し、樋口久子以来、日本勢では男女通じて42年ぶり2人目のメジャー優勝を遂げて一躍ヒロインとなった。凱旋(がいせん)帰国し、北海道meijiカップは13位、NEC軽井沢72では最終ホールで優勝のチャンスを逃して3位に終わっていた。