今季国内メジャー2勝目を目指す渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、67で回り首位と3打差の7位と好発進した。米ツアーで活躍する畑岡奈紗(20=森ビル)、柳簫然(ユ・ソヨン、29=韓国)と同組で8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの5アンダー。ミスの直後は必ずバーディーで取り返す切り替えの早さで、畑岡、柳と互角の戦いを演じた。岡山絵里、ペ・ヒギョンが8アンダーで首位に立った。


第1日 アウト3224ヤード=パー36、イン3255ヤード=パー36


ホール
パ ー36
渋 野35


ホール101112131415161718
パ ー36
渋 野32

※・はパー、◎はイーグル、○はバーディー、△はボギー、□はダブルボギー

1番、ギャラリーの大歓声を受けティーグラウンドに入る渋野日向子(撮影・上田博志)
1番、ギャラリーの大歓声を受けティーグラウンドに入る渋野日向子(撮影・上田博志)

1番558ヤード、パー5=バーディー

1番、大勢のギャラリーが見守る中、セカンド地点へ歩く渋野日向子(撮影・上田博志)
1番、大勢のギャラリーが見守る中、セカンド地点へ歩く渋野日向子(撮影・上田博志)
1番、中継クルーに囲まれながらセカンド地点へ笑顔で歩く渋野日向子(撮影・上田博志)
1番、中継クルーに囲まれながらセカンド地点へ笑顔で歩く渋野日向子(撮影・上田博志)
1番、バーディーパットを決めた渋野(撮影・前岡正明)
1番、バーディーパットを決めた渋野(撮影・前岡正明)

渋野バーディー発進。柳パー、畑岡はボギー

2番361ヤード、パー4=パー

2番、ティーショットを放つ渋野。右はユ・ソヨン(撮影・前岡正明)
2番、ティーショットを放つ渋野。右はユ・ソヨン(撮影・前岡正明)
2番、笑顔でグリーンに向かう渋野(撮影・前岡正明)
2番、笑顔でグリーンに向かう渋野(撮影・前岡正明)

渋野パー。柳パー、畑岡はボギー

3番186ヤード、パー3=パー

3番、バーディーパットを外した渋野(撮影・前岡正明)
3番、バーディーパットを外した渋野(撮影・前岡正明)

渋野パー。畑岡、柳もパー

4番375ヤード、パー4=バーディー

4番、バーディーパットを決めた渋野(撮影・前岡正明)
4番、バーディーパットを決めた渋野(撮影・前岡正明)
多くのギャラリーの声援を受け笑顔で5番ホールに向かう渋野(撮影・前岡正明)
多くのギャラリーの声援を受け笑顔で5番ホールに向かう渋野(撮影・前岡正明)

渋野バーディー、畑岡、柳はパー

5番386ヤード、パー4=パー

渋野パー、柳バーディー、畑岡パー

6番492ヤード、パー5=ダブルボギー

6番、おかしを食べる渋野日向子(撮影・上田博志
6番、おかしを食べる渋野日向子(撮影・上田博志
6番、セカンドを林の中に入れ浮かない表情の渋野日向子(撮影・上田博志)
6番、セカンドを林の中に入れ浮かない表情の渋野日向子(撮影・上田博志)

渋野は第2打を左の森に打ち込むOBでダブルボギー。柳はバーディー、畑岡パー

7番390ヤード、パー4=バーディー

渋野バーディー、畑岡もバーディー、柳パー

8番148ヤード、パー3=バーディー

8番、バンカーからチップインバーディーを奪う渋野日向子(撮影・上田博志)
8番、バンカーからチップインバーディーを奪う渋野日向子(撮影・上田博志)
8番、バンカーからチップインバーディーを奪い驚きの表情を見せる渋野日向子(撮影・上田博志)
8番、バンカーからチップインバーディーを奪い驚きの表情を見せる渋野日向子(撮影・上田博志)
8番、バンカーからチップインバーディーを奪い驚きの表情を見せる渋野日向子(撮影・上田博志)
8番、バンカーからチップインバーディーを奪い驚きの表情を見せる渋野日向子(撮影・上田博志)
8番、バンカーからチップインバーディーを奪った渋野日向子は畑岡奈紗(左)の祝福に笑顔を見せる(撮影・上田博志)
8番、バンカーからチップインバーディーを奪った渋野日向子は畑岡奈紗(左)の祝福に笑顔を見せる(撮影・上田博志)
8番、バンカーからチップインバーディーを奪った渋野日向子は畑岡奈紗(右)とハイタッチして笑顔を見せる(撮影・上田博志)
8番、バンカーからチップインバーディーを奪った渋野日向子は畑岡奈紗(右)とハイタッチして笑顔を見せる(撮影・上田博志)

渋野はグリーン左のバンカーからチップインバーディー、畑岡、柳もバーディー

9番328ヤード、パー4=ボギー

9番、畑岡奈紗(右)と談笑しながらフェアウエーを歩く渋野日向子(撮影・上田博志)
9番、畑岡奈紗(右)と談笑しながらフェアウエーを歩く渋野日向子(撮影・上田博志)

渋野は第2打が木にあたりはね返えるアクシデントでボギー、畑岡バーディー、柳パー。渋野、畑岡とも1アンダーで後半へ。

10番410ヤード、パー4=バーディー

10番は優勝争いの最終日のような人だかりになった。

渋野はフェアウエーからの第2打を、バーディーチャンスにつける。約2メートル半を入れてバーディー。畑岡は2オン2パットのパー。

10番、バーディーパットを決めた渋野(撮影・前岡正明)
10番、バーディーパットを決めた渋野(撮影・前岡正明)

11番344ヤード、パー4=バーディー

短いパー4。

渋野はティーショットをドライバーでフェアウエーに置く。打2打はピンそばにピタリ。お先の2連続バーディー。渋野は3アンダーに伸ばす。畑岡はパーで1アンダーのまま。

11番、食料を補給しながら第2打地点に向かう渋野(撮影・前岡正明)
11番、食料を補給しながら第2打地点に向かう渋野(撮影・前岡正明)

12番175ヤード、パー3=パー

渋野は第1打をピン右4メートルへ。バーディーパットはオーバー。返しの1メートルを入れてパー。畑岡もパー

13番362ヤード、パー4=パー

雨が降り出す。

渋野は左曲がりのコースは、第2打をグリーン奥へ2オン。

約6メートルのバーディーパットは、惜しくもカップに蹴られパー。

畑岡は2オン1パットのバーディーで、2アンダーとする。

13番、ティーショットを放つ渋野(撮影・前岡正明)
13番、ティーショットを放つ渋野(撮影・前岡正明)
13番、バーディーパットを外した渋野(撮影・前岡正明)
13番、バーディーパットを外した渋野(撮影・前岡正明)

14番509ヤード、パー5=パー

渋野、ロングホールは刻んで3オン。

ピン手前から約4メートルのバーディーパットは惜しくも外れ、2パットのパー。

畑岡はバーディーを奪い、3アンダーで渋野に並ぶ。

15番416ヤード、パー4=バーディー

渋野はフェアウエーから2オン。

ピン手前2メートルのバーディーパットは、カップを一回転して入る。

渋野は肩をすくめて苦笑い。

同組の柳と並ぶ4アンダーに伸ばす。

畑岡はパーで3アンダーのまま。

15番、カップのふちを回りながらカップインした渋野日向子のバーディーパット(撮影・上田博志)
15番、カップのふちを回りながらカップインした渋野日向子のバーディーパット(撮影・上田博志)

16番167ヤード、パー3=パー

渋野はグリーン左のラフから50センチに寄せてパー。

畑岡は約3メートルのバーディーパットを沈める。

渋野、畑岡、柳の同組3人が4アンダーで並び、トップ10圏内へ。

17番372ヤード、パー4=バーディー

渋野はフェアウエーから2オン。

ピンは左奥。

約1メートル半のバーディーパットを沈め、5アンダー。優勝争いに加わる。

畑岡はバンカーにつかまりパー。

18番500ヤード、パー5=パー

渋野のティーショットは右のカート道へ。

ドロップした第2打は、アイアンで刻む。

第3打は高い弾道でピン右2メートル。

2メートルのバーディーパットはカップに蹴られ、1.5メートルオーバー。観衆からため息が漏れる。

返しを入れてパー。


畑岡はグリーン右のバンカーにつかまるも、しっかり2メートルに寄せてバーディー


渋野、畑岡ともに5アンダーでホールアウト。

柳は4アンダー。

18番、5アンダーでホールアウトの渋野は畑岡と笑顔でハグ(撮影・前岡正明)
18番、5アンダーでホールアウトの渋野は畑岡と笑顔でハグ(撮影・前岡正明)

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