男子ゴルフで米ツアー通算81勝(メジャー15勝含む)を誇るタイガー・ウッズ(43=米国)が日本のファンの前で来年の東京オリンピック(五輪)出場に意欲を示した。初の日米ツアー共催となるZOZOチャンピオンシップ(24~27日、千葉・習志野CC)で19-20年シーズンをスタートさせるウッズは20日、東京・渋谷区のナイキ原宿店でトークイベント「TIGER IS BACK」に登場。ウッズ来日に合わせてデザインされたという限定発売の「TOKYO」ロゴ入りTシャツを着用し、ファンの前に姿をみせた。

同じナイキ契約選手でスケートボード東京五輪代表候補の西村碧莉(あおり)からVTR出演で「ウッズ選手が小さい頃にスケートボードをやっていたと聞いています。もし来年また来日されるようなら五輪で私の応援に来てくれますか?」と要望を受けると、ウッズは笑顔で回答。「まず私自身が代表争いに勝って米国代表として来年ここに戻ってこられるように頑張りたい」と力強く宣言。五輪初出場をファンと約束した。

まずはZOZOチャンピオンシップで新シーズン初出場を果たす。日本のツアー競技出場となれば06年ダンロップ・フェニックス以来、13年ぶり。2日前に来日したというウッズは「初来日は22年前なのに、本当に長く日本で試合をしていなかった。また日本に来られてうれしい。今週、みなさんの前で良いプレーをみせられたら」とリラックスした表情を浮かべていた。