黄金世代に続くプラチナ世代の実力者、安田祐香(18=大手前大1年)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算6アンダー、138で5位に浮上した。目標通りの2日連続アンダーで安定した力を発揮。来季前半戦のほぼ全試合出場が可能な30位以内へ、大きく前進した。

木戸愛が10アンダーとスコアを伸ばし首位に浮上。渋野の後輩、石川怜奈は14オーバーで95位のままだった。

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出だしの1番でボギー発進も、安田に動揺はなかった。3番、4番で連続バーディーを取るなど、前半、後半と3個ずつバーディーを重ね、2日連続でスコアを伸ばした。「ショットでのバーディーが多かったので、明日への自信になります」と手応えも口にした。

渋野や勝、小祝ら黄金世代に続くプラチナ世代の実力者。ジュニアの日本代表で海外経験も豊富で、来季は次期エース候補と期待される。163センチ、53キロと細身だが、体幹の強さを生かしたぶれないショットが武器だ。「明日も目標通り、ちゃんとアンダーで回ること」と余裕で話した。

▽木戸愛(首位から出て8バーディー、4ボギーの68で2日連続1位キープ)「この1年は思い切ったプレーができていなかった。そこから気持ちを切り替え、思い切ったプレーができている。まだまだ(やれる)という気持ち」