東京オリンピック(五輪)ゴルフヘッドコーチの丸山茂樹(50)が、来季以降のシニアツアー参戦が白紙となる、大けがを負ったことを明かした。

22日、都内のPGMゴルフアカデミー銀座で、丸山茂樹ジュニアファンデーション主催の小学生イベントに参加。その後「11月5日にゴルフをしている時に左肩の腱(けん)を断裂した。治るか分からない」と明言した。左腕は、右腕で支えないと肩より上に上がらず、ティーショットなど大きなスイングができない。手術は受けず、無期限のリハビリ生活を送ることになった。

「飛行機の棚に荷物を入れることができず、服に腕を通すのもきつい。メチャクチャ痛い」と、まずは不自由ない日常生活を送ることが目標という。それでもこの日は笑顔を絶やさず、参加した小学生に「渋野日向子選手のように笑顔を大事にする選手になってください」と呼びかけた。五輪ヘッドコーチとしても渋野は「自分らしさを出していていい」と期待していた。