新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は31日、国内ツアーのKKT杯バンテリンレディース(4月17~19日、熊本空港CC)の中止を発表した。開幕戦ダイキン・オーキッド・レディースから7戦連続中止となった。

主催者及びJLPGAは、慎重に協議を重ねた結果、ギャラリー、選手、ボランティアらの安全確保を最優先したという。ツアーの各大会は無観客開催を念頭に、大会に関与する人数をミニマムにして実施を検討しているが、最終的には開催を見送るケースが続く。

同大会を特別協賛する興和は渋野日向子(21=サントリー)とスポンサー契約を結んでいる。渋野にとっては第3戦Tポイント×ENEOSに続くホステス大会中止となった。

渋野はマネジメント事務所を通じて、以下のコメントを発表した。

「契約プロとして臨む大会でとても楽しみにしていましたが、地元の方々や選手、大会関係者の皆様の安全を第一に考えてくださった決断だと感じております。今は自分自身もこれ以上の感染拡大の防止に努め、いつ開幕しても力を発揮できるよう、引き続き気持ちを持って調整を続けていきたいと思っています。開催に向けてご準備いただいた大会関係者の皆様、本当にありがとうございました。1日でも早くファンの皆様に会えるのを楽しみにしています」