新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は9日、国内ツアー第10戦のワールドレディース・サロンパスカップ(5月7~10日、茨城GC)の中止を発表した。昨年に渋野日向子(21=サントリー)がツアー初優勝を飾っており、国内メジャー4大会の1つ。ギャラリー、選手、ボランティアらの安全確保を考慮した。渋野は「サロンパスカップは、昨年念願の初優勝を飾ることができた思い出深い大会です。試合が始まった時には、皆さまに元気をお届けできるプレーができるように、引き続き調整を続けていきます」とコメントし、コロナ禍の早期収束を願っていた。

国内ツアーは今後も開催が難しい状況。米女子ツアーが最短で6月19日開幕のウォルマートNWアーカンソー選手権で再開を目指しており、停止中の世界ランキングの再稼働などを考慮した場合、6月11日開幕の第15戦宮里藍サントリーレディースが“開幕”のめどになる可能性がある。