女子ゴルフの藤田光里(25)、永峰咲希(24)、吉本ひかる(21)が25日、フジテレビ系で生放送された「フジサンケイレディスクラシック特別編ライブ!」にリモート出演した。新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった、国内ツアーのフジサンケイ・レディースに代わる特別番組。同大会で藤田は15年、永峰は18年に優勝、吉本は昨年2位となり、それぞれの大会を映像とともに振り返った。

最初に出演した吉本は冒頭で、現在は兵庫県で練習していることを明かした。視聴者から、仮にフジサンケイ・レディースが開催されていて、ホールインワンを達成していた場合の賞金800万円の使い道を問われると「コンサートとかのグッズを大量に買います」と、笑って答えた。最後は「今はコロナウイルスの影響で世界的にも大変な状況が続いていて、すごくつらいことも多いですけど、1人1人が自分の行動に責任を持って、手洗い、うがいをしっかりして、早く収束できるように、みんなで力を合わせて頑張っていきましょう」と、視聴者に訴えていた。

続いて出演した藤田は、プレー以外では初の生放送とあって「緊張して手汗がすごいです」と、苦笑いからスタート。視聴者から、ファンからもらったプレゼントで1番うれしかったものを問われると「何だろう」と困った後に「お酒です」と、甘酒や日本酒をもらって喜んだエピソードを明かした。最後は「また皆さんと会場で、笑顔で会えるように、その日まで頑張りましょう」と、笑顔でメッセージを送った。

最後に登場した永峰は、宮崎県の実家からの出演となった。視聴者から現在の練習について問われ「今は体幹だったり、体幹を使いながら体をコントロールするトレーニングが多いですね」と、実家の茶の間でトレーニングする映像も披露。国内女子ツアーは開幕戦から14戦連続の中止が決まっているが「今できることをコツコツやって、開幕した時には元気と笑顔を届けられるように頑張っていきたいと思うので、もう少し待っていてください。また会場でお会いできる日を楽しみにしています」と、前向きに話した。続けて、3日後には25歳の誕生日を迎えるとあって「前に優勝した時が22歳だったので、25歳で2勝目を挙げられるように頑張りたいと思います」と、語気を強めて話した。