日本ゴルフ協会(JGA)、日本プロゴルフ協会(PGA)、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)、日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)による、ゴルフ関連5団体新型コロナウイルス対策会議は20日、「日本国内プロゴルフトーナメントにおける新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を作成したと発表した。

日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」での提言を参考に、感染症専門医である東邦大炭山嘉伸理事長監修のもと、編集したという。

ガイドラインでは「発症したときのため、誰とどこで会ったかをメモにすること」など、選手や関係者に求める行動などが記されている。またトーナメント開催の基本方針として「緊急事態宣言が発出されている状況では、ゴルフトーナメントは中止・延期するべき」と明記された。

緊急事態宣言が一部緩和された場合でも、特定警戒都道府県での開催については「不可能」と断言した。緊急事態宣言が発令されている期間は、特定警戒都道府県以外で開催することになっても、プロアマ大会の中止や無観客開催の検討などを前提とするという。

また、観客を入れて開催した場合、サインやハイタッチなど選手との接触を避ける可能性があることなどが記された。