黄金世代の小祝さくら(22=ニトリ)が、5バーディー、1ボギーの68で回り、4アンダーでホールアウト時点で首位に立った。前半1アンダーで折り返すと、後半は4バーディー、1ボギーとスコアを伸ばした。

「前半にパターを外して、後半はそれが入ってくれた」とパターの復調に手応えを感じた。自粛期間は2カ月間、北海道に滞在。その間、独自に練習したパターで調子を崩した。今大会開催が決まってからは、千葉に移動してパターを修正。「北海道で、フォローを大きくし過ぎたり、グリップを短く持ちすぎたりして、まっすぐストロークできなくなった。まずは構えからやり直した」という。不安を抱えて開幕戦を迎えたが、好スコアで発進。今季の目標を「今季1勝、通算2勝目を目指していきたい」と話していた。