昨年3度目の挑戦でプロテストに合格した黄金世代と同期の田中瑞希(21=フリー)が、7バーディー、2ボギーの67で回り、通算9アンダーとして単独首位に立った。

1番パー5で、3打目を1ピンに寄せバーディー発進。8、14、18番とすべてのパー5でバーディーを奪い、この日だけでスコアを5つ伸ばした。「この2日間は全体的にうまくいっている。アイアンショットがすごく安定して、バーディーチャンスにつける回数が多くなった」と振り返った。

オフには、アイアンで100ヤード以内の練習に取り組んだ。また、体力強化でショットの飛距離も10ヤードほど伸びたという。先にプロテストに合格した黄金世代の同期の活躍を横目で見ながら、プロとしてのスタートを切った。「特に意識はなかったが、テストに受かってからは楽しんでできている感じ」と笑顔で話した。今季の目標を「とりあえず1勝したい」と話した。