首位から出た田中瑞希(21=フリー)は、優勝に1打届かなかった。2位に3打差をつけ迎えた最終日。

開始の1番でいきなりバーディーを奪ったが、3番、6番とボギー。8番のバーディーでイーブンに戻し首位をキープしたが、11番、16番と再びボギー。17番でバーディーを奪い迎えた最終18番では、バーディーチャンスを外し、3位となりプレーオフへ進出することはできなかった。ホールアウトした田中は「疲れました」と苦笑。優勝争いのプレッシャーについて「あったかもしれないです。ショットが曲がりだしたり、パットが緩んで外すパットも多かった。気持ち的に(プレッシャーを)感じていたのかも」と振り返った。それでも、昨年の11月に3度目のプロテストに合格。プロとして迎えた開幕戦で優勝争いに「すごい自信になりました。3打差でスタートしたのに優勝できなかったのは、まだまだだなと思いますが、しっかり練習して次に優勝できるように頑張りたい」と話していた。