昨季賞金女王の鈴木愛(26=セールスフォース)はプレーオフの末、2位に敗れた。18ホールを5バーディー、1ボギーの68で回り、通算11アンダーの209。渡辺彩香と並び、18番パー5で行われたプレーオフ1ホール目は、第3打を7メートルにつけた。バーディーパットは、わずかにカップを横切りパー。渡辺がバーディーパットを決めるのを見届けると、拍手でたたえた。

ホールアウト後は「勝てないと意味がない。残念としかいいようがない」と、唇をかんだ。この日を振り返り「あれがなければ」と、12番での唯一のボギーを敗因に挙げた。4差4位でスタートしたが「(スコアを)伸ばしきれなかった。(バーディーを)最低でも6、7個は欲しいと思っていた」と、ショットに安定感がなかったことなどを課題に挙げていた。