国内男子ツアーのジャパンゴルフツアー選手会は11日、電話形式による理事会を開いた。時松隆光会長(26)と池田勇太副会長(34)は理事会後、オンライン会見を行い、6月末の理事会を含めた決定事項を報告した。

選手会は日本ゴルフツアー機構(JGTO)とよりスムーズな情報交換を行うため、池田副会長がパイプ役として事務局長に就任。会長、副会長ら幹部5人による幹部会を設置した。他に石川遼副会長をリーダーにファンプロジェクトに取り組み、9月3日開幕のフジサンケイクラシックからSNSなどを使って実施するとした。

また20年のチャリティー活動計画を決定。継続して行うのは「高松宮妃がん研究基金への寄付」「東日本大震災被災3県への車両寄贈」で、新規に「新型コロナウイルス感染症関連医療従事者支援寄付」「令和2年7月豪雨災害支援寄付」「トーナメント開催市町村への寄付」を行う。

寄付金には、趣旨に賛同する高級時計販売「リシャールミルジャパン」(本社・大阪市)が運営するリシャールミルジャパン基金からチャリティー目的で1000万円を受け、選手会からの200万円を加えた総額約1200万円を充てる。