AIG全英女子オープンで日本人最高6位の好成績を挙げた上田桃子(34=フリー)が25日、羽田着の便で帰国した。午後2時半に到着し、PCR検査を含め約1時間半ほどで到着出口に現れた上田は「(全英は)終わったなあという感じ。充実していたので、あっという間だった」と笑顔で振り返った。

今回の好成績の要因について、英国出発前のNEC軽井沢72での予選落ちと、周到な準備を挙げた。「NECでの予選落ちは、好調だっただけにすごくショックだった。でも、日曜日1日考える時間があって、逆に冷静になった。(全英で)慎重なスタートができた」と話した。

その軽井沢では、全英のコースの特徴的なバンカーへの対応も練習。日本食や、寒さ対策など装備もスーツケース2個分とこだわって10度目のメジャーに備えた。「同じコーチから習っている後輩に手紙入りでもらった、春雨のスープがスタート前の朝にとても役に立った」という。

この日から新型コロナウイルス感染症対策として、2週間の隔離生活が待っている。スーパーへの買い物はOKだが、公共交通機関は使えない。地元熊本へも帰れず、自宅で過ごすことになる。「なるべく人と接触しないように、素振りやトレーニングを自宅でやります」。復帰戦は、9月10日開幕の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯からになる。「練習ラウンドができないと思い、事前にコースで練習した。結果が出た後が大事だから、ここで気持ちを緩めないことが大事」と気持ちを切りかえていた。【桝田朗】