1度は逆転し、単独首位に立った小祝さくら(22=ニトリ)だったが、要所でパターが決まらず2打差で敗れた。

逆転直後の3番パー4で短いパーパットを外し、このホールでパーの笹生優花(19=ICTSI)に並ばれた。6番で1打差をつけられると、再び追いつくことはなかった。「悔しいです。本当にパットが入らなくて、1つでも後半の最初の方に入ってくれていれば流れも変わった」と唇をかんだ。一方で笹生に対しては「差をすごく感じた」と、素直に負けを認めた。AIG全英女子オープン出場権があったが、出場すれば2週間の自主隔離へ。地元北海道での所属のニトリ主催大会だけに、今大会にかけていた。