比嘉真美子(26=TOYO TIRE)が7バーディー、ボギーなしの7アンダー、65で通算9アンダー。第1日の27位からV戦線に急浮上した。

「スタートの1番で5メートルのチャンスが入って、いい流れを作れました」。今年の3試合は58位、10位、35位。予選落ちこそないが、ツアー5勝の実力者にすれば物足りない結果が並んだ。

「今までもショットは悪いわけではなくて、チャンスで決められずに悪い流れになっていた。今日はチャンスが全部とれた。パットは完璧と言っていいです」

今年の“開幕戦”アース・モンダミン・カップで同学年の渡辺彩香が劇的な復活優勝を飾った。ジュニア時代から親交が深く、お互いのスランプ時にもご飯をともにしたりしてきた。

「シードを落として、昨年にQT(予選会)を受けてレギュラーツアーに戻って、1発目で優勝。彼女は誰も想像できない努力を続けてきたし、そういう選手が身近にいてくれて、自分もよりいっそう、勝ちたい、頑張りたいという気持ちになれました」

その渡辺も通算6アンダーにつける。“戦友”とのV争いに大歓迎だった。