ミレニアム世代の吉田優利(20=エプソン)が午前組で回り、4アンダーの68をマークした。

2番パー5で第3打をピン1メートルにつけ、最初のバーディー。5番パー4は残り112ヤードの第2打をピッチングウエッジでカップ脇5センチにつけるなど、合計5バーディー、1ボギー。

吉田は「ショットは比較的良かったし、パットも入ってくれた。マネジメントがうまくいきました」。昨年11月に最終プロテスト合格を決めたコースで、ピン位置から第2打、第1打とショットの置き所を逆算するセオリー通りのプレーがうまくいった。

8月のメジャーAIG全英女子オープンで同じ辻村明志コーチに師事する上田桃子(34)が6位。前週ゴルフ5レディースでは小祝さくら(22)が優勝。同門の先輩の活躍に「私も早く優勝したい」と刺激を受けた。

初出場の女子プロ日本一決定戦。「4日間、毎日赤字(アンダーパー)で回ることを前提に考えたい」。優勝争いに意欲満々だ。【加藤裕一】