18日(日本時間18日深夜)開幕する米女子ツアーのポートランド・クラシック(オレゴン州)に出場する渋野日向子(21=サントリー)が、大会を前に意気込みを語った。

同大会は西部で拡大している山火事による大気汚染の影響で、開幕日を1日遅らせて18日から20日までの3日間、54ホールに短縮して実施されることが決まった。16日と17日の2日間、ハーフずつの練習ラウンドをこなしたという渋野は「コースは若干狭いかなという印象。グリーンも先週(ANAインスピレーション)ほど速くないので、止まる印象はあるんですけど、まだちょっとグリーンが読みづらいかな。なかなか1ラウンドで習得できるかなと思うと、難しいと思いました」とコースの印象を口にした。

ポートランドに入ってからはゴルフ場にも入ることができず、宿舎近くの室内練習場で1時間ほどのトレーニングをしただけだという。それでも「(米国での生活は)慣れてきた。特につらいとも思わないし、楽しく過ごしています。コースに入れなくて、改善しようにも練習はなかなかできなかったけど、気持ち的に切りかえられて、リフレッシュもできた」と話した。大気汚染で3日間の短縮開催になった大会の目標を「今週も予選通過が目標。グリーンも止まるということで、ピンをねらっていきやすいので、自分らしいゴルフができると思う。初日からスタートダッシュをかけて、最後まで頑張れたらいいと思います」と話した。