コロナ禍で中止された女子ゴルフのミヤギテレビ杯女子オープンの前年優勝者・柏原明日架(24=富士通)が23日、オンライン会見を行い、前々週の国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯で優勝した永峰咲希(25)に“顔面ケーキ”を見舞ったことを明かした。

柏原によると永峰の優勝を受けて、先週のデサント東海クラシック開幕前の15日に、同期会を開催。同じ宮崎出身でジュニア時代から親交の深い柏原が祝福の一撃を贈った。「咲希ちゃんから事前に“ケーキは優しくしてね”とメッセージが来ていて、同期のみんなと“さすがメジャーチャンプは先を見てるな”という話になった」と笑った。

黄金、ミレニアムという世代のネーミングが生まれる中、同期会では「私たちは何世代か?」という話となったが「出てきたのは“中堅”と“中間世代”だけ。みんな、宝石っぽいものに疎いのか、それ以外は全く出てこなかった」という。ただ「咲希ちゃんの優勝は私にも、同世代にも間違いなく刺激になった。私たちが頑張っていかなきゃ、何人残っていけるか、という話になった」と話した。

昨季、ミヤギテレビ杯で初優勝、マスターズGCレディースで2勝目と一気に波に乗った。今季は出場6戦で2戦目から3戦連続予選落ちなど調子はいまひとつだ。「まだ優勝争いできるまでの状態ではないかもしれないけど、今年勝てないとも思っていない。ここ1、2年が勝負と思い、先は長くないと思っているので」。次戦は10月1日開幕の国内メジャー・日本女子オープン(福岡・ザ・クラシックGC)。16日からは所属先主催のホステス大会・富士通レディース。“中間世代”の柏原がアクセルを踏み込んでいく。

なおミヤギテレビ杯最終日予定だった27日午後3時から、日本テレビ系で特番として柏原、有村智恵、勝みなみ、新垣比菜のスペシャルマッチが放送される。