黄金世代の原英莉花(21=日本通運)が会心の上がり2連続バーディーで通算6アンダー、首位と3打差2位で予選通過した。

16番は3パット・ボギー。「めちゃムカついて、その後集中できた。着火剤になったかもしれません」。第1打でまともに西日を浴びる17番パー3は、ピン奥4メートルのカラーからパターで入れた。432ヤードの大会最長パー4、18番は残り178ヤードの第2打を6番アイアンでピン前8メートルにつけ、放り込んだ。

第1日はスタート前から猛烈な腹痛に襲われながら、4アンダーの68で3位。昨夜はおなかに優しい雑炊を食べたと言い「もう大丈夫です。ご心配おかけしました」と笑顔を見せた。第3日は同じ黄金世代の首位・小祝と最終組で回る。「緊張を引き締めに代えたいですね。昨年はいい位置で迎えた3日目に崩れたけど、今年は4日目まで頑張ります」。3打差5位で迎えた第3日に77をたたいた昨年大会を思い出し、闘志を燃やした。