今季2勝のルーキー笹生優花(19=ICTSI)は、1イーグル、5バーディー、3ボギーの68、通算1アンダーでホールアウトした。一時は通算3アンダーとし、2位まで浮上したが、終盤の15、17番でボギーをたたき、現時点で10位につけている。

3オーバーの31位から出て、出だしの1番パー4でボギー発進したものの、3番パー5で、ツアートップの今季5つ目のイーグルを奪った。アゲンストの中、第2打をピン右7メートルにつけると、これを沈めた。その後もバーディーを量産し、今季3勝目に近づいたが「(優勝は)考えていなかった。(首位と)4打差あったし、天気もいいから、上位の人も伸びると思っていた」と、冷静に話した。途中経過を知らせる電光掲示板でも、上位に入ってきたことに気付いたが「ボギーをたたいたら名前が消えていた」と、笑って終盤を振り返るなど、気落ちした様子はなかった。