プロ転向2戦目の金谷拓実(22=東北福祉大)は、4バーディー、2ボギーの70、2アンダーでホールアウトした。ホールアウト時点で35位につけている。

東北福祉大の黄色い半袖ユニホームを着て、アウトスタートの1組目で回った。前半は3番パー3でボギーが先行したが、5番パー5で第3打を4・5メートルにつけてバーディーを奪い、イーブンで折り返した。

後半は、ともにパー5の11、13番でバーディー。14番パー4でボギーをたたいたが、16番パー5で第3打を3メートルにつけてバーディーを奪った。多くの選手がスコアを伸ばす、5つあるパー5のホールで4バーディー。伸ばし合いの展開となっている中、“チャンスホール”でしっかりとスコアを伸ばした。

「ボギーが先行したけど、パー5で4つバーディーを取れたのはよかった。少し緊張感もあったけど、集中して18ホールを回ることができた」と、時折、笑顔を見せるなど納得の様子だった。インタビューで「肌寒かったですが?」と聞かれると「肌寒かったんですね? 自分としてはエキサイトしていたので暖かかった。明日(第2ラウンド)以降も楽しんで(残り)3日間プレーしたい」と、ほとんどの選手と同様に半袖でプレーしたが、気持ちの高ぶりと相まって快適だったと振り返った。

アマチュア世界ランク1位から、プロに転向して初戦となった前週の日本オープンは7位に入り、賞金661万5000円を獲得している。