妊娠7カ月で出場の横峯さくら(34=エプソン)は、前半9ホールを2バーディー、2ボギーの36、イーブンで回り、後半に突入した。全選手がラウンド中の現時点で、首位とは4打差につけている。

1番パー4のティーショットをフェアウエー真ん中へ。「ドライバーの飛距離は20ヤードぐらい落ちた」と話していたが、おなかがふくらんだ状態でもショットの正確性は健在だった。第2打をピン右奥8メートルにつけると、第3打のパットを1メートルに寄せるなど、パットの距離感も問題なくパー発進した。

ともにパー4の4番でボギーをたたいたが、続く5番でバーディーを奪ってバウンスバック。7番パー4でもバーディーを奪い、一時は1アンダーとしたが、続く8番パー3でボギーをたたいた。

今大会は、9月に妊娠を発表して以降、初の試合出場となった。予選落ちに終わった8月のNEC軽井沢72以来、約3カ月ぶり。来年2月21日に男の子の出産を予定している。