渋野日向子(21=サントリー)が、今季国内初のアンダパーで回った。2戦連続予選落ちからの第3戦で、5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71。1アンダーで38位発進した。海外チャレンジも含め不振が続く中、希望の光が見えてきた。藤田さいきとペ・ソンウが7アンダーで首位。渋野と同組の原英莉花は4アンダーで10位、畑岡奈紗は3アンダーで16位だった。

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日本女子オープンを制した原が、黄金世代3人の争いでトップの成績をマークした。渋野、畑岡と回り、ノーボギーの4アンダーで10位。「いい滑り出しができたかな」と笑顔を見せた。畑岡とは初めて回り「強いなと感じました。自分の中のスイッチを持っているんじゃないかという感じが伝わりました」と感想を口にした。試合中は話し掛けることはなかったが、終了後は笑顔で話していた。