原英莉花(21=日本通運)が、国内メジャー2連勝でツアー通算3勝目を挙げた。首位スタートの最終日を3バーディー、3ボギーのパープレーでしのぎ、通算10アンダー、278。第1日から首位を守りきる完全Vだ。国内メジャー年間2勝は昨年、畑岡奈紗が記録。渋野日向子も昨年、国内のサロンパス杯とAIG全英オープンで“メジャー2勝”した。同じ黄金世代のトップランナーに、原も肩を並べた。

女子ツアーは今年の最終戦が終わった。今年の14戦の優勝者平均年齢は22・71歳。昨季39戦の24・62歳より2歳近く若いペースで来年に突入する。V内訳はミレニアム世代(00年度生まれ)4勝(古江3勝、西村1勝)、黄金世代(98年度生まれ)3勝(原2勝、小祝1勝)、新世紀世代(01年度生まれ)2勝(ともに笹生)など。30代は2勝した申ジエ(32)だけ。