原英莉花(21=日本通運)が、国内メジャー2連勝でツアー通算3勝目を挙げた。首位スタートの最終日を3バーディー、3ボギーのパープレーでしのぎ、通算10アンダー、278。第1日から首位を守りきる完全Vだ。国内メジャー年間2勝は昨年、畑岡奈紗が記録。渋野日向子も昨年、国内のサロンパス杯とAIG全英オープンで“メジャー2勝”した。同じ黄金世代のトップランナーに、原も肩を並べた。

女子ツアーは今年の最終戦が終わったが「20-21年シーズン」となったため、賞金女王などのタイトルは来年の全日程(未発表)終了後に確定する。今年は当初予定の37戦中14戦が実施され、来年の20戦を終えて計34戦を消化した時点で今季の賞金シード権などを打ち切り、その時点の賞金ランクを残り試合の出場優先順位とする。なお今年前半の優先出場順位となるQTランクは来年7戦を消化、計21戦でリランキングを行う。