女子ゴルフの稲見萌寧(21)や柏原明日架(25)らがマネジメント契約を結んでいるクロス・ビーの所属選手8人が、4日開幕の21年初戦「ダイキン・オーキッド・レディース」(沖縄・琉球GC)で医療従事者らへ感謝の気持ちを込めて“青リボン”をつけて戦う。

同事務所によると今回の取り組みは所属選手である原江里菜(33)と比嘉真美子(27)が中心となって発案されたという。昨年はコロナ禍によって女子ゴルフ界も多くの大会が中止に。発表された声明文では「これまで当たり前のようにプレーできていた場を失い、あらためて関係する多くの企業や人々に支えられて試合が開催されている事を痛感させられました」とつづられた。

その上で「『いま私たちにできること』を考え計画致しました」とし、医療従事者をはじめ、今大会主催のダイキン工業、そして琉球放送らへ感謝と敬意を込め、選手が青色のリボンをキャップやゴルフウエアなどにつけてプレーすることを決めたという。

今大会には同社所属選手の中から、稲見、柏原、原、比嘉のほか、菊地絵理香、高橋彩華、黄アルム、安田彩乃の8人が出場する。