男子ゴルフのマスターズに参加する世界ランク3位のスペイン人選手ジョン・ラーム(26)が、生まれたばかりの息子にチェルシーGKと同じ「ケパ」という名前をつけた理由を明かした。

スペイン・バスク地方出身のラームは、3日朝にケリー夫人の出産に立ち会い、マスターズ出場選手88人中、1番最後に米ジョージア州オーガスタに到着した。

ラームは集まった報道陣に「土曜日(3日)から月曜日(5日)までほとんど眠ることができず、1度もゴルフのショットを打っていない」と説明。その上で「これまでのようにしっかり準備はできなかったけど、精神的には明らかに今までとは違う状態にある。4~5日間、ゴルフのことはまったく頭になかった。すごくリフレッシュになった」と話した。

バスク地方出身で地元クラブのビルバオをサポートしているラームは息子のケパという名前について「バスク地方伝統の名前なんだ。僕が先祖に敬意を表す名前をつけることに妻が同意してくれてね。彼女も気に入ってくれた」と話し、「みんな僕がチェルシーファンになってしまったと思っているみたいだけど、違うよ」とチェルシーGKケパにちなんで名付けたといううわさを笑って否定した。