松山英樹(29=LEXUS)が、日本男子ゴルフ界の悲願を達成した。 日本人がマスターズに初挑戦した1936年(昭11)から85年、同じくメジャー4大会に日本人が初挑戦した1932年(昭7)の全米オープンから89年で、ついにメジャー優勝を勝ち取った。

<松山英樹とは>

◆生まれ&サイズ 1992年(平4)2月25日、愛媛・松山市生まれ。180センチ、90キロ。

◆父の腕も一級 日本アマ出場経験のある父幹男さんの教えで4歳からクラブを握る。

◆大学進学 石川の活躍もあり、高知・明徳義塾高卒業後はプロ転向も考えたが「今のままでは通用しない」と池田勇太、宮里優作らを輩出した東北福祉大へ2010年に進学。

◆マスターズ初出場 大学2年のアマ時代に初出場。予選を通過し、27位に入り。日本人として初めてローアマを獲得。

◆史上3人目 11年11月の三井住友VISA太平洋マスターズを制し、倉本昌弘、石川遼に続く史上3人目のアマでのツアー優勝。

◆プロ転向 大学4年だった13年4月にプロ転向。同年4月のつるやオープンではプロ転向2戦目で優勝。

◆新人年間最多 プロ初年度の13年に4勝を挙げて、81年の倉本昌弘の最多記録に並ぶ。また史上初のツアー参戦初年度で賞金王となり、尾崎将司、伊沢利光に続く史上3人目の2億円プレーヤーになった。

◆米ツアー最年少優勝 14年から主戦場を米国に移し、5~6月のザ・メモリアルトーナメントで米ツアー初優勝。日本人では6年ぶり4人目で、22歳での優勝は最年少だった。現在米ツアー5勝。

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