女子ゴルフの今年最初の国内メジャー、ワールド・サロンパス・カップ(6日開幕)で、直近3戦連続でトップ3入りしているツアー1勝のルーキー山下美夢有(19=加賀電子)が、大会最年少優勝を狙う。5日、会場の茨城GCでアウトコースの9ホールを回るなどして最終調整。「今はすごくいい状態で、コンディションも変わらずプレーできている」と、好調キープを実感している。

3週間前のKKT杯バンテリン・レディースに次ぐ、通算2勝目を今大会で挙げれば、19年の前回大会を20歳で制した渋野日向子を抜き、大会史上最年少、初の10代で女王となる。その記録については「あまり思わないです。しっかりと自分のプレーができたらいい」と、特に意識はしていない様子。むしろ、前週2年ぶりに優勝した34歳の上田桃子のプレーに「私も長くプレーしたいので、年齢に関係なく優勝できると感じたし、本当にすごいなと思いました。いい刺激になりました」と、感銘を受けていた。